毎週火曜日のシディ・ジャディディのマルシェで、行きつけの宝石屋さんの宝箱をひっくり返して、
こんな可愛いものを見つけてしまった。ミニ・クレル。さっそく、オリジナル商品第一号のマリアの生地を使った手提げに、つけてみた。さすがに、この組み合わせはピシッと決まるわ。
クレルというのはブローチの一種で、チュニジアの伝統衣装、マリアを着るときの必需品。マリアは一枚の布なので、着付けの最後に、両胸のところで布と布を止め合わせるのにクレルを使うのだ。
2つの物を結び合わせる、という意味で、縁起の良いものでもあり、男女を結びつける、恋愛のお守りみたいにも使われていて、だから、独身女性はみんなマリアを買い求めるんだそうな。本当かな?その他にも、外と内を結びつけるという意味で、ドアの装飾に、このマリアが良く描かれていたりする。
わたしも、「さらは」を立ち上げるときに、そんな意味合いも考慮して、クレルをトップページのロゴに採用したのでした。