チュニジア雑貨「さらは」
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2008年 09月 16日
3ヶ月も前から注文していたというのに、なかなか持ってきてくれない、オリーブの木のアトリエの彼ら。連絡をとってよくよく話を聞くと、車を売って新しい機械を買ってしまったので、取りに来てーという返事。往復250キロの道のりを、SFAXまで行ってきました。(往復250キロって、たいしたことないのですが、ラマダン中なので、飲まず食わずで運転するんです。彼は愛煙家なので、好きなタバコも吸わずに。当然判断力が下がり、とっても疲れるし危険なんです。本当は電車で行きたかったくらい。) 彼らのアトリエの片隅に詰まれた、選定されたオリーヴの枝。スプーンなどの小物を、この枝から作ります。オリーブの木は毎年選定されるので、この枝は、比較的安値で手に入る。でも、最低2年は乾燥させてかれではないと、水分が多すぎて使い物にならないそう。彼らは、すでに2年~3年乾燥させたものを購入しているようです。 仕上げ、&ストック部屋で作業中の彼ら兄弟、彼らは2人とも私より5歳以上若いのですが、もう一人前の職人さんの貫禄が出始めているのでは?奥では弟さんが私の注文商品の仕上げ作業をしています。(そう、まだすべての作業が終わってはいなかったのです。取りに来て、待たされ、仕方なく私も仕上げ作業を手伝うという始末、笑。) これがその、車を2台手放して、彼らが新しく購入した機械。実は今までは、下請けアトリエにとりあえずの形にするところまでを任せ、仕上げ作業(とても重要)のみをしていた彼らアトリエ。でもそれでは、なかなか細かい注文(私のような)に答えることができないので、すべてを自分たちで一から作れるように、ということで導入された。かなり音もでるので、庭の隅の、お家から一番離れたところに作りかけの、新しい工房。 これからは、彼らと共同で、いろいろ新しいものの作っていけそうです。楽しみ。 もう実をつけなくなって、切られた、樹齢100くらいのオリーブの木の一部。写真で見るととうでもありませんが、実物は、貫禄あります。
by saraha
| 2008-09-16 07:08
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