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2009年 01月 18日
朝は雨、そのあと風が強い日曜日でしたが、午後3時頃からは良いお天気に。 とってもかわいい配色のリネンのトーション5枚セットを満足のゆく価格でゲットし、ぶらぶらと歩いていると、布物を扱う小さなお店で、なんだか見覚えのある刺繍の施されたクッション・カバーを見つける。おや、これは!と思って近づいてみる。白いコットンの生地はもう古ぼけて黄色っぽくなってしまっているけれど、その生地が赤い糸の刺繍でびっしりと埋め尽くされている。触らせていただき、裏面を確認してみると、やはりリバーシブル!大胆な緑色の生地(ビロードっぽい)で幅広に縁取られたクッション・カバーは、正方形ではなく長方形で、刺繍のさしてある部分に虫食いだか焼けだかの穴が開いてしまっていて、でも値札には75ユーロとの表示。お店のマダムに聞いてみると、やっぱりフェスのアンティークだという。 繊細な模様。隙間なくさされている赤い糸。いったいどのくらいの時間をかけて刺されたものなのだろう? 穴がなければ値段交渉して買ったかも。穴がなければでももっと高いのだろうな。アンティークのフェズ刺繍は、パリに居る限りどこで手に入るか分からないとてもレアなものなので、明日もう一度、観にいくだけ観にいってみようかな。もういちどじっくり眺めてみたい。
by saraha
| 2009-01-18 09:24
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